第77回獣医師国家試験の問題解説 学説問題A 問5

学説A・問5

学説A|問5
正答:2
問題:哺乳類家畜の腎臓に関する記述として正しいのはどれか。
a 犬の腎盤には腎盤陥凹が見られる。
b 牛の腎乳頭は腎稜を形成する。
c 糸球体傍細胞は輸出細動脈の壁に存在する。
d 弓状動静脈は腎髄質の外帯と内帯の境界に位置する。
e 猫は星状静脈が発達する。

選択肢
a, b
a, e ✓ 正答
b, c
c, d
d, e
解説
a. 犬の腎臓には腎盤壁が腎洞内に陥入した腎盤陥凹が存在する。犬の腎盤にこの陥凹が認められるのは正常です。

b. 牛の腎臓は分葉腎で、多数の腎乳頭が独立して存在しています。腎稜があるのは馬・豚・小型反芻動物です。

c. 糸球体傍細胞は輸入細動脈の壁に存在し、レニンを分泌します。

d. 弓状動静脈は皮質と髄質の境界に位置します。

e. 猫の腎臓表面には星状静脈が発達しており、ネコの腎臓の肉眼的特徴として重要です。

動物の臓器の特徴を比較する解剖の問題です。解剖上の名称や働きを学習するとともに、各動物間で異なる点や同じ点を比較しながら整理しましょう。